AI副業の詐欺パターン3つ:僕が危うく引っかかりそうだった話

AI副業の詐欺パターン AI副業

AI副業の詐欺パターン3つ:僕が危うく引っかかりそうだった話

前回の記事で、AI副業スクールの是非について書きました。その最後で「次は怪しい話を書く」と予告したので、今日はその話です。

正直に言うと、AI副業を調べ始めた最初の1〜2週間は、ネットの情報が多すぎて何が本物か全然わからなくなりました。「これ、詐欺じゃないよな?」と何度も自問しながらスマホを閉じた記憶があります。

僕みたいに過去に副業で3回失敗していると、「また騙されるんじゃないか」という警戒心が人一倍強くなります。それでも、気づいたら危なかったなと思うパターンが3つあったので、今日はそれを正直に書いておきます。

「自分は大丈夫」と思っている人ほど危ないかもしれないので、ぜひ最後まで読んでみてください。

詐欺パターン①:SNS広告から入る「月30万円稼げる」情報商材

最初に引っかかりそうになったのは、InstagramかXだったと思います。スクロールしていたら「ChatGPTで月30万円」「AIに副業を任せたら3ヶ月で会社を辞めました」みたいな投稿が流れてきました。

投稿者のプロフィールを見ると、フォロワーが数千人いて、毎日「今日の収益報告」みたいな画像を上げている。数字も、グラフも、スクリーンショットも全部あって、一見すると本物っぽい雰囲気があります。

投稿の最後には「LINE登録で無料プレゼント」という文言。プレゼントの中身は「副業で月10万円を達成するためのロードマップPDF」みたいなやつです。

僕はここで一回止まりました。「無料なら損しないか」と思ったんですが、同時に「なんでこの人がタダで教えてくれるんだろう」という疑問も湧いてきました。

今思えば、これがセールスファネルの入口です。LINE登録すると、数日後に「特別なオファーがあります」という連絡が来て、数万〜数十万円の情報商材に誘導される仕組みになっていることがほとんどです。

実際に、知り合いが似たような流れで「3万円のPDF教材」を買ったと聞きました。中身は「AIを使ってブログを書けばいい」という当たり前のことが書いてあっただけで、当然収益にはつながらなかったそうです。

見分け方のポイントは、こんな感じだと思います。

  • 「月◯万円」という具体的な数字を顔出しなしで断言している
  • LINE登録→無料プレゼント→後日高額オファーの流れになっている
  • 収益スクリーンショットがあるのに、どうやって稼いだかの詳細は有料教材に書いてある
  • 「今だけ」「残り◯名」という煽りが入っている

正直ちょっと怖かったのは、最初に見たとき「これは本物かもしれない」と一瞬思った自分がいたことです。焦りがあると、人間の判断力って下がるんだなと改めて思いました。

詐欺パターン②:「AIツールが自動で稼いでくれる」系の不労所得

2つ目は、もう少し技術っぽい包み方をしていたので、最初は見抜くのが難しかったです。

「AIを使った自動化ツールを設定すれば、あとは放置で稼げます」という訴求です。具体的には「AIが自動でコンテンツを生成してブログに投稿→AdSenseで収益」とか、「AIが自動でせどりリサーチして利益商品を教えてくれる→あなたは仕入れるだけ」みたいな話です。

これが厄介なのは、技術的に嘘ではない部分があることです。たしかにAIはコンテンツを自動生成できます。せどりのリサーチも部分的には自動化できます。だから「あながち嘘でもないかな」と思わせてくる。

僕がYouTubeで見たのは、「このツールを使えば1日10分の作業でブログが育ちます」という動画でした。動画の後半では「ツールの使い方を詳しく教えるコミュニティへのご案内」として、月額1万円超のサービスへの誘導がありました。

ここで立ち止まって考えたのは、「もし本当に1日10分で稼げるなら、なぜ月1万円以上出して人に教えるんだろう」ということです。

自動で稼げるなら、そのツールを自分で使い続ければいい。わざわざ人を集めてコミュニティを作る必要がない。それをしているということは、コミュニティの会費が本当の収益源なのかもしれない、と思い始めました。

実際に自動化ツール系に飛び込んだ人の話をネットでいくつか読みましたが、「AIが生成した記事はGoogleに評価されなかった」「ツール自体が数ヶ月で使えなくなった」「運営と連絡が取れなくなった」という声が多かったです。

AIを使うことと、AIに全部任せることは全く別の話です。この区別をあいまいにした説明をしているサービスは、ちょっと注意した方がいいかもしれないと思っています。

詐欺パターン③:実績が見えない「AIコンサル」と怪しいコミュニティ

3つ目が、僕が一番「あぶなかったな」と思うパターンです。

Xで「AI副業のリアルな実践者」みたいなアカウントをフォローしていたとき、DMが来ました。内容はこんな感じでした。

「タカさんのツイート拝見しました。AI副業に真剣に取り組んでいるのが伝わります。実は今、少人数の勉強会を開いていて、実践者同士で情報を共有しているんですが、よかったら一度話しませんか?」

最初の接触は無料Zoomの提案でした。

実は僕、このZoom、一度日程を仮押さえしたんです。「話を聞くだけなら無料だし」と思って。でも前日になって「やっぱりやめよう」と断りました。理由は、相手のアカウントの投稿を見返したとき、副業で稼いでいることを示す実績がどこにも書いていなかったからです。フォロワーは多かったのに。

今思えば、断って正解でした。Zoomで話を聞いて、その場の熱気と「この人の話は本物だ」という雰囲気に飲まれていたかもしれない。

このパターンの特徴はこんな感じです。

  • SNSで「AI副業について発信している人」をフォローすると、数日以内にDMが来る
  • 最初の接触は必ず「無料で話しましょう」「無料勉強会」
  • 相手の実績がSNS上では確認できない(「実績は話してから見せます」という言い方をする)
  • Zoomや対面での話し合いに持ち込もうとする(その場の雰囲気で判断力を下げるため、と思います)
  • 最終的に高額の個別コンサル・コミュニティ費用を提示してくる

焦りました、正直。「もしかして本物の情報を逃がしたかな」と思う気持ちが、断ったあとしばらく残ったんです。でも時間が経つほど「断って良かった」という確信が強まりました。

共通していた「気づきのポイント」

3つのパターンを振り返ると、「これはおかしい」と気づいたきっかけに共通点があります。

稼ぎ方の詳細が出てこない

本当に稼げているなら、具体的にどうやって稼いでいるかを説明できるはずです。でも怪しいものは「どうやって稼いでいるか」を聞くと、「詳しくは有料で」「コミュニティに入ってから」という答えが返ってきます。

「あなただけに」という特別感を出してくる

DMを送ってくる人の多くが、「タカさんの投稿を見て」「あなたのことが気になって」という書き方をします。でも実際は、同じ文面を数百人に送っているケースが多いはずです。特別感を演出して判断力を下げる手法だと思います。

急かしてくる

「今週末に勉強会があって、あと2席だけ空いています」「このオファーは今日で終わりです」という言い方をされたら、一旦止まることが大事です。本物の情報や機会は、1日待ったくらいで消えません。

検索しても評判が出てこない

これは逆説的ですが、怪しいサービスほど「口コミ」や「評判」を検索しても情報が出てこないことがあります。活動歴が短いか、意図的に消しているかのどちらかです。「サービス名 評判」「コンサル名 詐欺」で検索して何も出てこない場合は注意した方がいいかもしれません。

「でも体系的に学びたい」という気持ちはわかる

ここまで怪しいパターンを3つ書いてきましたが、正直に言うと「ちゃんとしたところから学びたい」という気持ちは僕にもあります。

その場合は「実績が明確か」「返金保証があるか」「運営会社がきちんと存在するか」という最低限の確認は必要だと思います。SNSのDMや広告経由ではなく、検索や比較ができる場所から探すというのが、今の僕のスタンスです。

本物の副業は、もっと地味だった

AI副業を始めて数ヶ月経った今の正直な感想を言うと、「思っていたよりずっと地味だな」です。

月30万円?今の僕には全然見えません。クラウドワークスで1,000円と2,000円の案件をこなして、ブログを少しずつ書いている段階です。

でも、詐欺まがいのものに手を出していなかったことは、今では良かったと思っています。失ったお金がないぶん、今も続けられています。

副業の怪しい話に「完全に気をつけられる人」はいないと思います。僕も一度、Zoomの仮予約まで行きました。大事なのは、「一晩考える」「検索する」「急かされたら離れる」という習慣を持つことかもしれません。

焦りは判断力を下げます。副業を急いで始めようとしているとき、人は一番騙されやすい状態にあると思います。それは、過去3回の失敗から学んだことでもあります。

次の記事では、Claude CodeとChatGPT、副業で使うならどっちかを正直に比べた話を書きます。「ツールの選び方」という話で、両方を実際に使ってみた僕の結論をそのまま書きます。

タイトルとURLをコピーしました