「Claude CodeとCursor、どっちが良いの?」
VSCodeとClaude Codeの連携を覚えた頃、同年代の知人から言われたひと言が気になりだしました。「それ、Cursorで同じことできるらしいよ。しかも最初からAI入ってるって」
正直に言うと、最初は「また調べなきゃいけないの…」という気持ちでした。せっかく慣れてきた環境をまた変えるのか、という面倒くさい気持ち。
でも、副業として本気でやるなら「後から後悔しない選択」をしておきたかった。食品スーパーで仕入れ先を決める時と同じで、複数の選択肢を比べずに決めるのは、僕の性分に合わない。
結局、Claude Code(VSCode連携)とCursorをそれぞれ1週間ずつ、本気で使い込んでみました。今日はその比較レポートです。
そもそも「Claude Code」と「Cursor」は、何が違うのか
比較を始める前に、前提を整理します。
この2つは、実は「同じカテゴリのもの」ではありません。
- Claude Code:AIアシスタントのツール。ターミナルで動く。VSCodeに拡張機能として組み込むこともできる
- Cursor:AIが最初から組み込まれたコードエディタ。見た目はVSCodeそっくり
Claude Codeは「AI部分だけのツール」で、Cursorは「エディタ+AI」の一体型です。
ただ、非エンジニアからすると「どちらもコードを書く時に使えるAIツール」という括りは同じ。「副業に使うなら、どちらが自分に合っているか」を知りたいというだけの話です。
料金の話(先に済ませます)
節約家の僕が最初に確認するのは、ここです。
Claude Code側はClaude Proの月20ドル(約3,000円)に含まれます。Claude Maxにしているなら月100ドル(約15,000円)。
Cursor側は、無料プランがあります。ただし使える機能に制限あり。本格的に使うならPro版で月20ドル(約3,000円)。
ざっくり言うと、両方Pro版で使う場合、料金はほぼ同じです。「値段が安い方を選ぼう」という比較軸は消えます。
1週間ずつ使い込んだ正直な感想
Cursorを1週間使った感想
インストールして起動した時の第一印象は「あ、VSCodeだ」でした。それくらい見た目が似ています。VSCodeを使ったことがある人なら、学習コストはほぼゼロ。
一番驚いたのは「タブ補完」の快適さです。コードを書きながら、AIが次の行を予測して薄グレーで表示してくれて、Tabキーを押すと採用される。これが気持ちいい。テンポよく打てるので、作業していて楽しい感覚がありました。
ただ、1週間後に感じた限界がありました。ターミナル操作(ファイル作成・コマンド実行・Git操作)については、Claude Codeと比べると動かせる範囲が狭い。「エディタの外」に出る作業は、Cursorだと「自分でやってね」という場面が増えた。
アプリ開発を副業にしている僕の場合、エディタの外の作業が多い。そこで物足りなさを感じました。
Claude Code(VSCode連携)を同じ条件で使った感想
連携の設定自体はひと手間ありますが(VSCodeへの拡張機能インストール+ログイン連携)、一度やってしまえば問題なし。
強いのは「ターミナル権限を持ったまま動く」部分です。「このフォルダ全体を見て、使っていないファイルを教えて」「GitHubにコミットして」「アプリのビルドを実行して」といった、エディタの外の作業を丸ごと頼める。
副業でアプリを作っている僕には、これが決め手になりました。コードを書くだけじゃなく、「Macをまるごと操作できるAI」として使えるのが、Cursorにはない強みです。
惜しいのはタブ補完が(少なくとも僕の設定では)Cursorほど気持ちよくない点。コードを書きながらの「流れるような補完体験」は、Cursorの方が上です。
それぞれに向いている人のタイプ
1週間ずつ使い込んで感じた「向き・不向き」を書きます。
Claude Code(VSCode連携)が向いている人
- アプリ開発や自動化スクリプトなど、エディタの外の作業も多い人
- GitやターミナルをAIに任せたい人
- 「Mac全体を操作してほしい」というイメージで使いたい人
Cursorが向いている人
- コードを書く作業がメインで、ターミナル操作はあまり必要ない人
- エディタの中での作業効率を最優先したい人
- タブ補完の感触にこだわりたい人
Webのデザインやコードの手直しが副業の中心なら、Cursorの方が快適な場面が多いかもしれません。
僕がClaude Codeに落ち着いた理由
比較の結論として、僕はClaude Code(VSCode連携)に戻りました。理由は3つ。
ひとつは、アプリ開発が軸だから。エディタの外の作業を任せられるかどうかが、作業スピードに直結しています。
ふたつ目は、日本語の自然さ。Claude Codeに日本語で頼んだ時の返答が、僕には読みやすかった。説明の言葉選びが平易で、専門用語の使い方もくどくない。
3つ目は、すでに慣れている環境を活かせること。Claude Codeに慣れた状態で1週間Cursorを使うと、逆に「切り替えのコスト」を感じました。新しいものに乗り換えるなら、それを上回るメリットが必要。Cursorは良いツールだと思いましたが、今の僕の副業スタイルには、乗り換えのメリットが決め手に欠けた。
両方使いは有効か
「じゃあ両方契約するのは?」という選択肢もあります。月6,000円。
節約家の僕としては、同じ目的のツールに月6,000円はすぐにはOKできない。ただ、「アプリ開発はClaude Code、コードの細かい手直しはCursor」という使い分けは、理屈としては成立します。
今は1本に絞っていますが、収益が出始めて副業の規模が大きくなったら、もう一方も試してみるつもりです。
独学で比べる時間がもったいないと思ったら
1週間ずつ使い比べてみた感想として、「こういう比較をする時間を省きたい」という気持ちも正直ありました。
スクール(Winスクールなど、AI副業に特化したプログラムを持つところ)だと、「うちはこのツールで教えます」という方針があって、比較の手間が省ける。独学で試行錯誤するのも学びにはなりますが、最初から正解の近くに置いてもらえるのはスクールの強みです。
試行錯誤が楽しい人は独学、最短ルートで成果を出したい人はスクール、という使い分けでいいと思います。僕は今のところ試行錯誤派ですが。
まとめ:どっちが良いかより、自分がどう使いたいかで選ぶ
Claude CodeとCursorの比較をまとめると、こういうことです。
- Cursorは「エディタの中で快適にコードを書く」に特化している
- Claude Codeは「Macを丸ごと動かせるAI」として使える
- 料金はほぼ同じ
- 副業でアプリ開発や自動化が軸なら、Claude Codeの方が向いている
どちらが「絶対に正しい」という話ではありません。副業の中身と、自分の作業スタイルに合う方を選べばいい。
迷っている人は、まずCursorの無料プランで2〜3日触ってみると、自分がエディタ補助系が好きか、ターミナル操作系が好きかの感触がつかめると思います。
次回:Claude CodeをMacにインストールする時にハマった3つのポイント
ここまでVSCodeやCursorとの比較を書いてきましたが、「そもそもClaude Codeのインストール自体で詰まった」という人もいると思います。
僕も最初のインストールで3時間溶かしました。深夜のターミナルの前で固まった経験があります。
次回は、MacにClaude Codeを入れる時に非エンジニアがハマりやすい3つのポイントと、その対処法をまとめます。「インストールで詰まって諦めた」という人に届けたい記事です。


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