Claude Codeのインストールで、僕は3時間溶かしました。
本来なら15〜20分で終わる作業のはずが、ターミナルが赤いエラー文字を吐き続けて、深夜2時に「もう寝よう…」と何度も思いながらMacの前に座ってた。
今思えば、詰まった原因は全部で3つで、知っていれば最初から引っかかることはなかった。同じ目に遭う人を1人でも減らしたいので、失敗談ベースで書き残します。
そもそも「インストールで詰まる」のは、なぜ起きるのか
Claude Codeのインストールが「ただのアプリをダウンロードする」と違う点があります。
普通のMacアプリ(Zoom・LINE・メモ帳など)はdmgファイルをダウンロードして、Applicationsフォルダに放り込めば終わり。
Claude Codeは「ターミナルで動くツール」なので、インストール作業もターミナルで行います。コマンドを打つ、という作業が発生する。これが非エンジニアには慣れない手順で、詰まりやすい。
さらに、自分のMacの「環境」によって引っかかるポイントが変わる。古いNode.jsが入っていたり、権限の設定が特殊だったりすると、同じコマンドを打っても動かない。
3時間溶かした僕の失敗は、「事前に環境を確認せず、いきなりインストールコマンドを打った」ことでした。
ハマりポイント1:Node.jsのバージョンが古かった
Claude Codeは「Node.js v18以上」が必要です。
僕のMacには、いつ入れたか記憶もないくらい前にインストールしたNode.jsが残っていて、それが v14 でした。問題ないだろうと思って進めたら、インストールコマンドを打った瞬間に10行以上の赤いエラーが出てきて固まりました。
まず確認すべきコマンドはこれです。
node -v
これを打って、v18.x.x 以上が表示されれば問題なし。v17以下だったら更新が必要です。
Homebrewが入っているMacなら、これで最新化できます。
brew upgrade node
古いバージョンが頑固に残っている場合は、一度消してから入れ直します。
brew uninstall node
brew install node
再度 node -v で v20以上になっていれば、次に進んでOKです。
僕はここに気づくまで1時間かかりました。エラーメッセージの中にヒントは書かれていたんですが、英語でしかも専門用語だらけで、最初は読む気が起きなかった。今ならエラー文をそのままClaude(チャット版)に貼れば一発で教えてくれるのに、当時はその発想がなかった。
ハマりポイント2:「permission denied」が出て止まる
Node.jsを更新して、いよいよClaude Codeのインストールコマンドを打ちました。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
すると今度は「permission denied」というエラー。「権限がない」という意味ですが、なぜ権限がないのか、当時の僕には全然分からなかった。
Macの仕様として、システム全体(グローバル)にツールをインストールする時は管理者権限が必要です。コマンドの先頭に sudo をつけると、管理者として実行できます。
sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code
これを打つとパスワードを求められます。Macのログインパスワードを入れればOK。
一点、知らないと焦るのが「パスワードを入力しても画面上に何も表示されない」こと。セキュリティの仕様で、入力中は文字もドットも表示されません。何も起きてないように見えても、ちゃんと入力されています。打ち終わったらEnterを押すだけ。
僕はこれを知らなくて「キーボード壊れた?」と本気で思いながら再起動を試みていました。
ハマりポイント3:インストール後に「command not found」と言われる
これが一番ショックでした。
苦労してインストールが終わって、いざ claude と打ったら…
zsh: command not found: claude
「え、インストールできてないの?」と画面の前でフリーズしました。深夜1時過ぎ。
結論から言うと、インストール自体は成功しています。ただ、Macが「claudeというコマンドがどこにあるか」を把握していない状態になっていた。「PATHが通っていない」という状態です。
まず試してほしいのが、ターミナルを一度完全に閉じて、新しく開き直すこと。これだけで半分くらいのケースは解決します。
それでも直らない場合は、PATHを設定する作業が必要です。少し技術的な手順になりますが、Claude(claude.aiのチャット版)に「Macでclaudeコマンドが見つからない。PATHの通し方を教えて」と聞けば、丁寧に教えてくれます。
僕の場合は ~/.zshrc というファイルに1行追加して、ターミナルを再起動したら動きました。
Claude Codeをインストールするためにチャット版のClaudeに助けてもらう、という矛盾した状況になりましたが、これは普通のことだと後で知りました。インストールで詰まったら素直にチャット版に頼む、が正解です。
その他の小さな詰まりポイント
Homebrewが古い・入っていない
Mac向けパッケージ管理ツール「Homebrew」が入っていない、または古い場合、Node.jsのインストールや更新が上手くいかないことがあります。
Homebrewが入っているか確認:
brew --version
入っていれば version番号が表示されます。入っていない場合は brew.sh のページからインストール。入っている場合は先に更新しておくと安心です。
brew update
ディスク容量が足りない
Macの空き容量が少ない(10GB以下くらい)と、インストールが途中で止まることがあります。事前にゴミ箱を空にして、使っていないアプリを削除しておくと安全。
会社支給のMacは注意
会社支給のMacだと、セキュリティ設定で npm install -g がブロックされる場合があります。これは自分では解決できないケースが多いので、可能なら個人のMacで試すのが無難です。僕は完全に個人のMacを使っています。
最短ルートをまとめると、こういう手順です
3時間の失敗経験を踏まえて、今の僕が新しいMacにゼロからインストールするなら、この順番でやります。
brew --versionでHomebrewが入っているか確認(無ければインストール)brew updateでHomebrewを最新化node -vでNode.jsのバージョン確認- v18未満なら
brew upgrade node(無ければbrew install node) sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code- ターミナルを一度閉じて、新しく開く
- 作業したいフォルダで
claudeを実行して動作確認
この手順を最初から踏めば、20分以内に終わります。僕は事前確認を全部すっ飛ばして飛び込んだので、3時間かかりました。
「環境構築で時間を溶かしたくない」という人へ
正直に言います。こういう環境構築の詰まり方は、独学だと何度も経験することになります。エラーメッセージを読んで、調べて、試して、また止まって。慣れると30分で終わることが、最初は3時間になる。
もし「インストールごときで時間を使いたくない」「副業に直結する形で最短で進めたい」と感じる人には、環境構築から丁寧にサポートしてくれるスクール(DMM生成AI CAMPなど、生成AIを使った副業に特化したプログラムがあるところ)を使う選択肢もあります。環境構築の壁を最初にまとめて越えられるのは、独学にはない強み。
僕は今のところ、詰まっても自力で乗り越える派ですが、「時間コストを最小化したい」という人には選択肢として知っておいてほしい。
まとめ:3時間の失敗は、全部「事前確認不足」だった
振り返ると、僕がハマった3つはすべて「先に確認しておけば防げた」ことでした。
- Node.jsのバージョン確認 → インストール前に
node -vを打っていれば気づいた - permission denied →
sudoをつければいいと知っていれば即解決 - command not found → ターミナル再起動で直ると知っていれば5分で終わった
深夜2時のターミナルの前で「もう諦めよう」と思った夜の話でした。同じ夜を過ごす人が1人でも減れば、この記事を書いた意味があります。
次回:Claude Codeが使えない・動かない時の対処法5つ
インストールが終わっても、使い始めてから「なんか動かない」「応答が止まった」という場面が出てきます。
次回は、Claude Codeを使っていて実際に困った「動かない場面5パターン」と、その対処法を書きます。「最近なんかおかしい」と感じている人にも役立てる内容にするつもりです。


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